牛飼いハープ(ウシカイハープ)
松岡 つとむ
主な使用素材
鉄パイプ、トラクターの部品、和琴の糸、ピアノの弦・調律ピン、鉄製アングルの台座
作品コンセプト
廃屋の牛舎でみつけた鉄パイプ。牛と牛を隔てる柵として使っていたモノです。(隔柵)
形がそのままハープだったので、糸止めの鉄板を設置し、糸を張ってみた。
この地域(北海道河東郡上士幌町)は酪農で一攫千金を夢見て入植した人たちが、森を開拓し、厳しい自然と闘いながら酪農を営んだ。廃屋の牛舎でみつけた鉄パイプは先人の夢のかけらの様に転がっていた。
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2016