2015 受賞作品|中学生の部|グランプリ
命を拾ったオオワシ(いのちをひろったおおわし)
北広島市立西の里中学校 美術部
(吉田 麗未・山角 優希・石田 瑠那・藤間 莉楽・類家 妃奈・今 結鶴・浦島 遥・諸澤 紗羅・大野 しおり・齊藤 迅)
主な使用素材
アルミ缶、木材、釘
作品コンセプト
ゴミとして処分されるしかなかったアルミ缶を集めて、もう一度生きるための「命」を部員みんなで吹き込みました。
アルミ缶はとても柔らかく、もろいゴミですが、オオワシにすることで生態系の頂点に立つくらいの強い存在になります。
同じアルミ缶なのに、集まり方や置かれている場所によって、物の価値が変わることを表現しました。
審査員 講評
アルミ缶という素材の柔らかさを活かし、ワシの特徴である翼や爪、くちばしなどの形をリアルに美しく表現しており、グループの一人一人が力を合わせて完成度の高い造形作品となっています。
使用しなくなった100個以上の空き缶を命あるワシの造形として見事に復活させ、リサイクルアートにふさわしい作品といえます。