2018 受賞作品|中学生の部|優秀賞
砂利工場(ジャリコウジョウ)
中山 留位
主な使用素材
ダンボール、ラジオの部品、コンピュータの基板、廃棄された工具、ボルト、ネジ、ワッシャー、くぎ、鉄パイプ、ゴムキャップ、ゴムチューブ
作品コンセプト
近くに砂利工場があります。ベルトコンベアがあり、下からみるとまるで恐竜の体内にいるようです。
ベルトコンベアのところどころに配電盤や機械装置が配置されています。
砂利も再生利用されているようで廃棄物も選別され、周辺に散らばっています。
この混沌とした様子を身近の廃棄物を利用して表現しました。
アピールポイント
画面を支持しているものは段ボールの箱を使用しています。それに凹凸をつけ、えのぐで彩色しています。
ところどころに、PC基板やネジ、歯車、ボルトなどを配置しています。
ラジカセの部品が今にも動き出しそうな雰囲気です。
審査員 講評
大体、見慣れたものは日常的に見過ごされれるものが多いのですが、ラジオの部品やコンピューターの基板、廃棄された工具などから、近所にある砂利工場を造形として表現しようとした発想を評価したいと思います。
直方体や円形の面白さ、青系統の中の赤のアクセント、黄色の帯など、造形の基本の形や色、質、量、構成などが造形表現として充実していると感じます。
いかにも稼働中の工場という雰囲気が現れていて微笑ましいです。
CATEGORIES