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2018 受賞作品|小学生の部|グランプリ

水辺に集まった異なる時代の恐竜たち(ミズベニアツマッタコトナルジダイノキョウリュウタチ)
関本 創(4年生)

主な使用素材
ダンボール、針金ハンガー、布切れ、錠剤カプセル、ベビーベッドの底板、トイレットペーパーの芯・入れ物の袋、紙コップ

作品コンセプト
恐竜は人類が誕生したはるか昔、2億年以上昔の生き物で、その時代は大きく「三畳紀」、「ジュラ紀」、「白亜紀」の3つに分かれており、異なる時代の恐竜たちは図鑑の中でしか会うことはありませんでした。
そんな恐竜たちみんなが共通して必要だったのは「水」だったので、水辺に集まって来た「ティラノサウルス」「ブラキオサウルス」「トリケラトプス」「ステゴサウルス」「コエロフィシス」をダンボールを使って表現してみました。

アピールポイント
針金ハンガーやトイレットペーパーの芯に、布を巻いて、その上から濡らしたダンボールを千枚以上貼り合わせて少しずつ形を作りました。
異なる時代の5体の恐竜(ティラノサウルス(白亜紀後期)、コエロフィシス(三畳紀)、ステゴサウルス(ジュラ紀~白亜紀前期)、ブラキオサウルス(ジュラ紀~白亜紀前期)、トリケラトプス(白亜紀後期))を作り、体の大きさの割合もなるべく同じにしました。
目をリアルにしたかったので錠剤が入っていた薬の入れ物を使いました。
恐竜の色は誰も分かりませんが、こんな色だったのかなあと想像しながら色を塗りました。
ティラノサウルスやコエロフィシスは二足歩行だったと思われるので、バランスを取って二本足で立つように工夫しました。
水たまりがリアルに見えるようにトイレットペーパーが入っていた水色のビニール袋を使って表現しました。
水辺には砂や貝をまいてリアルな感じを出しました。
水を飲みに来た恐竜たちが話し合ったり、水を飲んだりしている様子がわかるように体の角度を工夫しました。
木を2本作って恐竜の大きさが分かりやすいようにしました。

審査員 講評
異なる時代の恐竜を、針金ハンガーやトイレットペーパーの芯、布、ダンボールなどを用いて、その時代を想像しながら一生懸命作っています。
今から2憶年から6500万年前の地球上にいた恐竜の世界をイメージし、工夫しながら表現したところが評価されます。
特に形や色彩の微妙な変化は、造形的に自分の思いや願いを最大限に発揮しており、年齢にふさわしい作品となっています。

CATEGORIES

グランプリ, 2018