2019 受賞作品|小学生の部|優秀賞
森の中の温泉にふと立ち寄った世界の生き物たち(モリノナカノオンセンニタチヨッタセカイノイキモノタチ)
関本 創(5年生)
主な使用素材
ダンボール、木管(会津木綿の織り工場で糸を巻きつけているもの)、新聞紙、針金、コタツのテーブル、綿
作品コンセプト
たまたま家族で露天風呂に行った時、カピバラが温泉で温まっていた話になって、動物や昆虫たちが一緒にお風呂に入っていたら面白いと思って家にいっぱいあるダンボールを使って表現してみました。
アフリカのキリンやカバ、ダチョウ、中国のパンダ、日本のウサギやアメンボ、南米のアナコンダがたまたま森に立ち寄って、このときだけはみんな仲良く温泉に浸かっている様子をイメージしました。
リサイクルしたダンボールを使って動物を3Dプリンターのように重ねて作ってみました。
アピールポイント
・お湯から首やお尻が出ているようにイメージして3Dプリンターで作ったようにダンボールを何百枚も輪切りにして重ねました。
・普段は食べたり、食べられてしまう関係かもしれないけど、この温泉の中だけは仲良さそうに入っているあり得ない様子をイメージしました。
・露天風呂のような雰囲気を出すために、岩を新聞紙で表現しました。
・こたつのテーブルに使っていたものを茶褐色の温泉に見立てました。
・木の年輪を活かしてアメンボが動いた時の波紋を表現しました。
・巨大な動物や小さな昆虫などいろいろな種類を作りました。
・湯気の雰囲気を出すために不要になったクッションの綿を使いました。
・伝統工芸である会津木綿の工程で必要なもので使わなくなった木管を輪切りにして生きているような目を表現しました。
審査員 講評
温泉に入っているカピバラの話題から、動物や昆虫たちが仲良く一緒に温泉に入る姿を制作したとのこと、ダンボールを重ね、動物を独創的に、しかもユーモラスに表現しており、形や色、発想が個性的な点が評価できます。
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