ARCHIVE

ARCHIVE一覧

2019 受賞作品|一般の部|準グランプリ

HISTORY OF SKATEBOARDING(ヒストリー オブ スケートボーディング)
武内 信親

主な使用素材
スケートボード

作品コンセプト
スケートボードの歴史を紡ぐ。
キャンバスはスケートボード。
画材はスケートボードの破片。
国籍問わず解釈できるように歴史を視覚的に表現。
スケートボードの破片にはスケートボーダーの歴史が詰まっている。
つまり歴史の1ピース。
表現の上でこれ以上適した素材はない。

アピールポイント
スケートボードの歴史が始まって約70年。元々は陸上でサーフィンの練習をするための道具でした。
今では2020年東京オリンピック正式種目に選ばれるまでに業界として成長を遂げています。これは、ほんの10年前までは考えられなかった出来事です。
また、トリック(技)も驚くべき進化を遂げています。多くのプロたちが「不可能」と言われたトリックを次々と成功させて歴史に名を刻んでいます。
この業界はこの先どこへ向かっていくのでしょう。私の作品がスケートボードの歴史を知るきっかけとなり、次の10年そしてその先の未来を考えることに繋がればと思います。

審査員 講評
元々は陸上でサーフィンの練習をするための道具だったというスケートボードの板をキャンバスに、細かい破片を画材として、立体的な抽象絵画のような雰囲気をもった造形作品としたことを評価したいと思います。
全体と部分の変化ある構成と微妙な変化とバランス、リズムをもった色彩など不思議な魅力をもった作品となっています。

CATEGORIES

2019